【ES・履歴書⑨】 就活に有利な資格10選!
皆さんこんにちは。
関東で少ーし有名な大企業の人事をしておりましたamiです!
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前回は『グループワークが苦手な人必見!上手く乗り切るコツとポイント』
をテーマにお話ししました。
まだ読んでいない方は、ぜひこちらからどうぞ!↓
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それでは今回は、ES・履歴書⑨ということで以下についてお話していきます! ↓
なんでも資格を持っていれば就活に有利なわけではありません。
もちろんどんな資格でも取得に向けて勉強をしたということは評価されますが、
履歴書に記入できるような有利な資格とは何かを今日は紹介していきます。
ES・履歴書⑤では、『資格・免許の正しい書き方』についてお話していますので、
気になる方は読んでみてください◎↓↓
資格があると就活は有利なの?
履歴書に記入し自分の能力としてアピールできる資格は限られますが、
資格があると就活に有利であることは間違いないです!
具体的には、志望企業の業務に関係する資格であれば即戦力で活躍できることが期待できたり、学業やバイト、サークル活動などやることも多い学生生活の中で資格取得をしたという努力や向上心も高評価のポイントとなります。
履歴書に記入できない資格や企業の業務と関係のない資格でも、趣味や特技として記入すれば自分の経験や知識としてアピールができます。資格取得のために人より多く勉強をしている証拠になるので、それだけでも資格を持っていない人と比べたらアピールするポイントが一つ多く、有利と言って良いでしょう!
では、資格がないと不利になるのかと言うことですが、全くそんなことはなく「資格をもっていないから」という理由でマイナス評価になったり選考に落ちたりすることはありません。ただ資格がある人と比べるとアピールポイントが一つ少ないので、資格に代わる自己アピールを見つけていきましょう!
もし選考においてアピールすることが見つからない場合には、これから紹介していく就活に有利な資格10選から1つ取得を目指してもいいと思います!
就活に有利な資格10選
1.TOEIC
TOEICは、世界150国で実施されています。
グローバル化が進む現代では、文理関係なく多くの企業が英語を使ったコミュニケーションを必要としています。TOEICでの高得点は幅広い仕事で重宝されますので、文系・理系、業種・職種問わず多くの人におすすめできる資格です。
履歴書に記載する場合は650点以上が望ましいですが、最低でも600点以上あれば記載しても良いレベルとなっています。実際に英語を使う仕事の場合は750点~800点以上が必要です。
何か資格を取りたいけどどれにすればいいか分からないという人は、まずTOEICに挑戦し就職先の可能性を広げて選考を有利に進めましょう!
2.日商簿記
簿記は、企業における日々の経営活動を一定のルールに則って記録・整理・計算する技術のことです。金融関係の就活においてアピールできることはもちろん、経理や事務にも必要なスキルでありこれは業種や形態、規模に関わらず、あらゆる企業経営に必要不可欠な能力ですので、幅広い企業に通用する資格です。
履歴書に記載する場合は、2級以上ですので2級・1級の取得を目指しましょう。
経理や事務職だけでなくお金に直接関わりがある営業職や販売職にも活用でき、TOEICと並んで取得して損することはありませんので、文系の方は特に取得を目指しても良い資格だと思います!
3.MOS(マイクロオフィススペシャリスト)
MOSとはマイクロソフト・オフィス・スペシャリストの略称で、以下5種類のアプリケーションソフトの技能を問う資格です。
①Word
②Excel
③PowerPoint
④Access
⑤Outlook
試験にはスペシャリストレベル(一般)とエキスパートレベル(上級)があり、受験資格はないため、誰でも受験することが可能です。
現代において、パソコン抜きでオフィス業務をこなすのは事実上不可能となっています。パソコンスキルは社会人にとって必須のため、MOSの資格を持つことでパソコンを使用した業務を円滑に行えるという証明となり高評価を得られる資格です!入社前にパソコンの基本的なスキルを身に付けておけば、即戦力として活躍できるというアピールにも繋がりますので、積極的に挑戦しましょう!
「スペシャリストレベル(一般)」と「エキスパートレベル(上級)」の2種類があり、試験日程も多く毎月1〜2回実施されています。
4.FP技能検定(ファイナンシャルプランナー)
金融業界を目指している人には、ファイナンシャルプランナーの資格がおすすめです。
ファイナンシャルプランナーは、資産設計に関する専門家で家計管理や税制、住宅ローンなどお金に関する幅広い知識を活用しながら、相談者の夢や目標を叶えるためにサポートする仕事です。
銀行員や税理士など、金融業界への就職を検討している人は取得しておきましょう。お金に関する知識は、あって困るものではありません!簿記検定と合わせて取得しておけば、入社後の業務に役立ちます。
履歴書に記入する場合は、2級以上となっています。
5.秘書検定
日常でのマナー・一般常識を学べる「秘書検定」は、業界・業種を問わずにおすすめでき、秘書を目指す人のみならず社会人にとってプラスとなり、採用担当からも好印象な資格の一つです。
秘書検定には1〜3級(準1を含む)の4等級があり、準1級からは面接試験もあるため、就活対策に受験する学生も多いです。
基本的な礼儀作法に関するノウハウだけではなく、シチュエーションに応じた優先順位の取り方など、問題解決能力が問われる試験内容となっています。履歴書に記入する場合は、2級以上となっています。
就活のためだけでなく、今後の人生においても必要な知識ですので取得して損のない資格の一つです。
6.宅地建物取引士
不動産業界を目指している人には、宅地建物取引士の資格がおすすめです。試験では民法の基礎を活用した内容が出題されます。そのため法学部出身者向きの試験で、法律知識があれば比較的勉強が始めやすい内容です。
新卒であれば資格がなくても応募できる企業は多くありますが、この資格を持っていることで「熱意がある」「志望度が高い」と面接官に思ってもらうことができます。不動産業界では必ず役に立つ資格ですので、この業界に入りたいという人は資格取得に挑戦してみましょう。
7.ITパスポート
ITパスポートとは、IT活用に必要な基礎知識が問われる試験です。PCの仕組みやセキュリティ、2進数の計算などIT技術に関する問題だけではなく、経営戦略やマーケティングなど幅広く出題されます。国家資格にはなりますが、受験資格は特にありません。
IT業界に進みたいと考える人だけでなく、多くの企業でIT化が進んでいるため文系・理系問わず幅広い人におすすめできる資格です。エンジニア志望の人には決して必要な資格と言うわけではありませんので、技術職を目指している人は、より専門性の高い資格取得を目指した方がいいと思います。
8.公認会計士
公認会計士は、経理や会計のプロフェッショナルとして監査などをする仕事です。国家資格である公認会計士試験の合格率は11.2%であり、他の資格と比べると難易度は高く会計系の資格のなかでも最高峰と呼ばれています。その分取得できれば当然高評価を得ることができ、一生涯有効な資格のため転職にも有利であり、長く安定して働けるというメリットもあります。
公認会計士は、試験を受け合格したら登録作業があります。短答式試験、論文式試験に合格し、実務経験を2年以上行なうか実務補習を受け、初めて修了となりますので、本当に会計やコンサルティング関係の仕事に就こうと考えている方は挑戦すべき資格です。
9.日経TEST
日経TESTとは、経済知識とその知識を仕事に活かす力をあわせた「ビジネス基礎力」を客観的に測って診断するテストです。問題は四肢択一式で、出題数は100問です。受験資格はないため、年齢や学歴を問わず誰でも受験が可能です。日本経済新聞社と日本経済研究センターが主催しているため、ビジネスにおいて信頼できる情報を身に付けることが可能です。
日経TESTの成績が就職の成功に直結するわけではありませんが、その知識はどの企業・業界においても役に立ちます。経済に関する知識やビジネス基礎力は、全ての社会人が身に付けておくべき教養ですので、良いアピールにはも繋がるでしょう!
10.社会保険労務士
社労士は人材の専門家で、労働管理や社会保険、年金の相談などを専門とし人事系資格の最高峰とも言える資格です。合格率は6%前後であり、国家試験の中でも有数の難易度を誇ります…。労働・保険のプロフェッショナルである社労士は、どの企業も欲しがる人材ですので、取得できれば就職活動が有利になります!
大学や高等専門学校に在学中の人でも「卒業に必須の単位を62単位以上取得している方」であれば受験が可能です。
取得資格からアピールすべきこと
せっかく貴重な時間を費やして取得した資格ですので、しっかりと自分の武器にしていきましょう!
採用担当に効果的にアピールするためには、以下のことを意識することが大切です。
●資格取得のきっかけや目的を明確に
⇒「なぜその資格を取得しようと思ったのか」「何のために資格の取得をしたのか」これはあなたの人柄や志向を理解するために採用担当が知りたいことです。「ただ何となく」や「就活に有利だと思ったから」という理由だとせっかくの資格取得がマイナスの印象となりますので、自己成長や今後に活かすためといったポジティブなきっかけや目的を伝えるようにしましょう。
●取得までの取り組みや入社後の活かし方を伝える
⇒資格取得までのプロセスから計画性や継続力が読み取れますので、取得まで自分がどのように努力をしてきたのか、どのような工夫をしたのかを伝えるようにしましょう。
また、保有資格があることを一番アピールできるのは「入社後どのように活かしていくか」ということですので、即戦力として活躍できることと専門的な知識や技術をどの職種のどういった業務に活かしていくのかを明確にしておきましょう。
●次に取得したい資格もアピールする
⇒資格取得して終わりではなく、次はどのような資格に挑戦したいと考えているのかも伝えられると、向上心が感じられ入社後活躍してくれそうだと好印象を受けます。
どんな資格でも伝え方次第で大きな自己アピールになりますので、自信をもって採用担当に伝えましょう!
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今回は『就活に有利な資格10選!』 についてお話しました。
資格が必須な企業もありますが、基本的には資格がなくても内定は獲得できます。
自己アピールの一つとして資格が使えるというだけですので、
ないならないで別のところでアピールしていきましょう!
皆さんの就活知識が少しでも増えれば幸いです!
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